地元所沢で90年 墓石と霊園の二上家

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職人の感性が命を吹き込む

 良い素材を扱うには、相応の技術がなくてはならない。素材の内なる良さをいかに引き出すことができるか。職人たちは、そのギリギリの勝負に挑む。

 墓石作りは大別すると、石を墓石に仕上げる工程と、そこに文字や模様を刻んでいく工程がある。後者は、書家や彫刻の技術者が担う、まさに手仕事の世界である。800 キロから1トンにも及ぶ重い墓石の加工は、機械化により合理的に進むようになった。加工の早さや精度は高まったが、ここでも欠かせないのは「人」である。硬度が高い石は、少しぶつけただけでも欠けるもろさも併せ持つ。削りすぎた石は、元に戻すことはできない。機械で磨いていても、光や音の変化を微細にとらえながら研磨の具合を判断できるかどうか。やり直しがきかないからこそ、人の経験と技が頼りとなる。

 ただの石を、心を映す、精神的な支えとなりうる墓石に作り上げるには、経験豊かな職人の感性が何よりも大切だと私たちは考えます。二上家は墓石ができるまでのすべての工程において、信頼できるパートナーと作り上げています。

機械による研磨。角が欠けないように気を配る。研磨は墓石の品質を左右する重要な工程である。

アールのついた場所などは手で磨く。ダイヤモンドの研磨盤に始まり、手磨きまで6段階の研磨を経て、ガラスの光沢ときめ細かな手触りが実現する。

彫刻はゴムシートに文字を貼り付け専用メスで文字をゴムシートごと切る。間違った切り方をすると、仕上がり文字がかわってしまうので慎重に切っていく。サンドブラストで彫刻する。